ありのままで歌い続けたい 幾田りら、3年ぶりツアー 真摯な歌世界で魅了ステージ2026/6/1 13:00シンガー・ソングライターの幾田りら(25)が17日、ぴあアリーナMM(横浜市)で、ツアー「Laugh」の〝国内千秋楽〟を迎えた。愛らしく素直だが、どこかに切なさも漂う独自の歌世界が…
自然に溶け込むアーチ橋梁群 北海道・旧国鉄士幌線跡、水没と出現を繰り返す「幻の橋」も行ってみよう廃線跡2026/6/1 10:30鉄道の廃線跡を訪ねる人が増えているという。列車が走った線路は草木に覆われ、トンネルや橋も静かに眠っている。歴史を伝える鉄道遺構が醸し出す寂寥(せきりょう)感が人々を引き付けるのだろ…
繰り返される「破壊と建設の歴史」に終止符は プーチン氏とロシアのジレンマ2026/1/26 10:00革命記念日の2017年11月7日(*1)、モスクワの「赤の広場」に約5千人が集まった。ロシア革命から…
「ロシアの春」クリミアに仕掛けたプーチン氏の巧妙な手 冷戦敗北認めぬ屈折心理にじむ2026/1/25 10:002014年2月末、ウクライナ南部クリミア自治共和国の中心都市シンフェロポリでは連日、クリミアのロシア…
「皇帝」頼み、直訴番組が映す機能不全 プーチン大統領の介入なくして何も解決しない実情2026/1/24 10:00今年6月15日、モスクワ時間の正午に始まったテレビ番組を、ロシア全土の首長や行政当局者、治安当局の幹…
FOIPの危機…日本はインドと共に、安保上の責任担う決意を 櫻井よしこ高市早苗首相の外交は安倍晋三元首相の「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」の強化版を基本とする。今、FOIPの基軸である日米豪印の協力体制、クアッドが揺らいでいる。
日本も核議論のとき 中朝の脅威から国民守れ 櫻井よしこ5月1日付、米ブルームバーグ通信による北朝鮮の核戦力の異常な軍拡に関する記事は驚きだった。彼らは年間20発の核兵器を生産可能で、現在50発の核弾頭数は今後10年で290発に増え、フランスの290発に匹…
高市首相が自由世界の団結に果たす役割 大阪大名誉教授・坂元一哉高市早苗首相は1月23日、通常国会冒頭で衆議院を解散し、進退をかけた乾坤一擲(けんこんいってき)の勝負に出て圧勝した。結果は、自民党単独で結党以来最大となる316議席、日本維新の会と合わせると352議…
広田が亡くなる半月ほど前、新聞に女の子が海で溺れて亡くなったって記事が載っていたのよだが、広田はいつも真剣だった。西山が死の間際に語った言葉を後生大事に胸に抱き、「保(やす)どんとの夢を果たせるように」と悲しげな眼をしながらも毎日の勤めに励んだ。
大切にしたいものを分かち合える相手が見つけられた二人が、あたくしはうらやましかったの「だってお互いがいて初めて、一つの店が成り立つのよ。そんな相棒を得られた広田が……大切にしたいものを分かち合える相手が見つけられた二人が、あたくしはうらやましかったの」
「山を同時に二つ乗り越えた」 直木賞の永井紗耶子さん時代小説「木挽町のあだ討ち」(新潮社)で第169回直木賞に選ばれた永井紗耶子さん(46)は19日、濃紺のワンピース姿で記者会見に臨んだ。一問一答は以下の通り。
きらん風月(186)定信、また「きらん屋」へ良く晴れた空に、どこからともなく鶯(うぐいす)の声がする。春先に比べて歌が上手(うま)くなったものだと、定信(さだのぶ)は駕籠(かご)の中で目を閉じて一人、微笑(ほほえ)む。
連載小説「厳島 ITSUKUSHIMA」(183・完)終章・三 武内涼終章 三 「誰かわかる者をつれて参れ」しばらくして千畳閣(せんじょうかく)の方から白髪頭の老武士が二人、つれてこられた。鶴のように痩せた背が高い老武士と、小柄で歯が抜け、頰が窪(くぼ)み、小動物を思わ…
連載小説「厳島 ITSUKUSHIMA」(182)終章・二 武内涼終章 二 こんと、梅は、西へ、九州に逃げたと思われる。何故なら豊前(ぶぜん)の西郷家によって、隆兼(たかかね)が妻子に宛てた手紙が今日までのこされたからである。二人が九州でどのように生きたかはつたわっ…
連載小説「厳島 ITSUKUSHIMA」(181)終章・一 武内涼終章 一 陶晴賢(すえはるかた)の首は翌日、小姓・乙若が生け捕りにされたことで、発見された。厳島(いつくしま)の戦いで毛利方が挙げた首、四千七百八十五級。陶方の溺死(できし)者、焼死者はそれ以上に上っ…
連載小説「厳島 ITSUKUSHIMA」(180)龍ヶ馬場・十二 武内涼龍(りゅう)ヶ馬場(ばば) 十二 夜襲は長くつづき最後の三人――隆兼(たかかね)、隆助、幸阿弥(こうあみ)は満身創痍(そうい)になりながら、降参した味方がすてていった沢山(たくさん)の弓矢をつかい、眼…
野良島の眺めのよい寝室 枕元に残されていたメモ「これは、できれば、で、いいそうなんですが」……もしそれが、まるで大人になったケロが書いたような小説になっていたら、彼はもう、本当に何も思い残すことはないそうです。遠刈田蘭平(とおがったらんぺい)はそ…
純文学畑の作家で芥川賞選考委員 吉田修一が登場!残念ながら、梅田翁は吉田修一を知らず、遠刈田(とおがった)は簡単に経歴を紹介した。「彼は純文学畑の作家で、現在は芥川賞の選考委員なんかもやっておりますが、アクション満載のスパイ小説を書いたりもしていま…
野良島での体験から数日後 遠刈田が受けた新たな依頼もちろん記事には何も書かれていないが、梅田丸百貨店が出資する資金の大部分が、あの宝石の売却金なのであろう。「とはいえ、乃々華さんは大した人ですよ」遠刈田(とおがった)は改めて感嘆した。「乃々華が祖父の…
うまくいけば、流れは変わる 乃々華率いる梅田丸百貨店の未来その香港の投資会社を相手取って、乃々華率いる梅田丸百貨店が、近いうちに裁判を起こそうとしているのである。現在の経営から梅田丸百貨店が完全に弾(はじ)かれてしまっているのは、国際法上、まったく文句のつけ…