イランの現体制に反対する団体「母国の自由を求める在日イラン人団体」は5月31日、東京・南麻布のイラン大使館前で抗議集会を開いた。参加者らは、イラン当局による反体制デモ参加者への死刑執行や弾圧に抗議し「イラン国民を死刑にするな」「われわれの若者を殺すな」などと訴えた。反体制デモが鎮圧された母国で、自由を求める声は上げられず、日本など海外で活動せざるを得ない状況があるという。
110人が抗議
今年1月、イラン全土に広がった反政府デモは当局によって武力で鎮圧された。犠牲者数については数千人から数万人に上ると報じられている。デモ以降も拘束された参加者らの死刑執行が続いており、国際人権団体などが強く懸念を示している。レスリングの国際大会に出場経験のある10代の男性らも3月に絞首刑に処された。
この日の大使館前集会には約110人の在日イラン人が参加。スマートフォンで様子を撮影しながら、ペルシャ語で大使館に向けて抗議の声を上げた。日本国内での集会だったが、主に母国に向けたメッセージが発せられた。


