なでしこ田中美南、5年前の悔しさ糧に躍動 執念で五輪切符

サッカー女子五輪最終予選

ドリブルする田中美南=28日、国立競技場(川口良介撮影)

サッカー女子のパリ五輪アジア最終予選第2戦は28日、東京・国立競技場で行われ、2大会連続6度目の五輪出場を目指す日本代表「なでしこジャパン」は北朝鮮に2-1で勝利し、五輪出場を決めた。

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国内屈指のストライカーが、勝負の大一番で躍動した。3トップの中央で先発した田中美は前半、FKから味方がつないだボールに鋭く反応し、ヘディングシュート。相手GKにはじかれたが、高橋の先制ゴールにつながった。「狙っていたが、(仲間が)詰めていてくれたので、よかった」と笑顔がはじけた。後半もクロスに頭で合わせて好機を作り、終盤の交代まで貪欲にゴールを狙い続けた。

5年前の悔しさが糧となった。2016年から4年連続でリーグ得点王を獲得しながら、19年ワールドカップ(W杯)フランス大会は代表入りを逃した。以降、「五輪で活躍するため」と日テレ(現・日テレ東京V)からINAC神戸に移籍。ドイツでもプレーし、日本代表の攻撃の軸となるなど、欠かせない存在に成長した。

サウジアラビアでの第1戦は、ゴールネットを揺らせず引き分けた。だが、第2戦の勝者が五輪切符をつかむこととなり、「シンプルになった」と前向きにとらえた。東京五輪は8強止まりと不完全燃焼だった。「今のままではメダルは遠い。それぞれがチームに帰り、個人のレベル、スキルを上げていきたい」と2度目の五輪を見据えた。(久保まりな)

なでしこ、パリ五輪決める 北朝鮮に2-1

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