小池氏も7月の都議選前後だけ一時代表を務めた都民ファーストの会は今年1月の結成以来、わずか8カ月で延べ4人が代表に就いた。身内からも「密室で決められた」との批判も出ている。都議選と同様、衆院選直前に希望の党の代表に就いた小池氏は選挙後にその座を投げ出すのではないかとの疑念はつきまとうことになるだろう。
今のところ、希望の党は国民の希望より、落選必至の候補者にとっての希望を叶えてくれる党のように見える。まさに「議員バッジファースト」だ。しかし、北朝鮮の核・ミサイル開発が緊迫の度合いを増す中、政界再編をもくろむ小池氏の野望は日本にとっての希望ではなく、混乱をもたらすだけになるのではないか。小池氏らの党運営の不安定さをみるにつけ、そう思わざるを得ない。
(政治部 奥原慎平)



