東京3区で前回落選した松原仁衆院議員(61)=比例東京=も25日、民進党に離党届を提出し、「新党は(当選が厳しい議員の)駆け込み寺ではないか」との記者の質問に「政治は勝たないといけないというのも事実だ」と語った。自民党や民進党などの既成政党では当選が難しいと判断したと思われても仕方ない。政治家にとって選挙は勝利が至上とされるのは一面の真実だが、公の場で明言するのもいかがなものか。
若狭氏らは、結党メンバーには政策理念の一致が重要だと唱えていた。その政策面にも疑問符がつく。
小池氏は希望の党設立を表明した25日の記者会見で「希望の政治」「希望の社会」などと記載されたフリップを掲げて政策を説明したが、具体的にどのような社会像を目指すのか踏み込んだ発言はなかった。
地域政党「都民ファーストの会」と密接な希望の党と同様に、地域政党を母体に国政進出した日本維新の会には、リーダーだった橋下徹前大阪市長の「大阪都構想」の実現を国会で後押しするために国政進出を果たすという目的があった。それに比べ、小池氏が国政を目指す大義は見えにくい。



