全国高校野球選手権千葉大会の準決勝が24日、千葉市のZOZOマリンスタジアムで行われ、市船橋と木更津総合が決勝進出を決めた。両校は26日の決勝で、甲子園出場を懸けて激突する。
拓大紅陵に1点を先制されて迎えた五回、市船橋は9番・石橋の適時打で2点を奪い逆転すると、1番・三浦の二塁打と2番石黒の適時打でさらに2点を追加した。
その裏、拓大紅陵の1番・菰田が右翼席へ2点本塁打を放つと、代打・川上の左前適時打で同点に追いついた。
その後、それぞれ1点ずつを追加して迎えた八回、市船橋は5番・大野と7番・篠﨑の適時打で2点の勝ち越しに成功。
九回裏、拓大紅陵は二死から4番・薬師神が執念のヘッドスライディングで内野安打をもぎ取り、さらに5番・瓦林の左前安打で一発出ればサヨナラの絶好機を作ったが得点には至らず、市船橋が逃げ切った。
市船橋の海上雄大監督は試合後、「拓大紅陵も粘り強かったが、選手たちは集中力を切らさず頑張ってくれた」と話した。
昨年、専大松戸に決勝で敗れ、雪辱に燃える木更津総合は初回、3番・菊地の適時打で1点を先制。しかし三回、専大松戸打線が木更津総合のエース越井を捉えた。一死1、2塁から2番・清水の右前適時打で同点とし、3番・大森駿の犠飛で勝ち越した。さらに6番・谷口の2点適時二塁打などで、この回に5点を奪い逆転に成功。
五回、木更津総合も反撃に出た。二死から死球と安打で好機をつくると、6番・植木が専大松戸のエース・鈴木の直球を弾き返す2点適時三塁打を放ち、鈴木を降板させると、代わった宮崎から7番・中西が適時内野安打を放ち1点差に詰め寄った。
そして七回、木更津総合は一死二、三塁から6番・植木が宮崎の直球を捉え、この日4打点目となる2点適時三塁打を放ち一気に逆転した。
木更津総合の越井は四回以降立ち直り、力のこもった投球を見せ、九回を投げ切った。専大松戸は四回以降、再三得点圏に走者を進めたものの、越井を打ち崩すことができなかった。
木更津総合の五島卓道監督は「好調の植木が打線にうまくハマった。越井は本来の調子ではなかったが、投げ切ってくれた」と振り返った。




