【入試最前線】2020(7)大学の「面倒見の良さ」って何? 進学先選びの新潮流
また、初年次教育に力を入れる産業能率大学が6位にランクインした。安田さんによると、「志望大学に落ちてやむなく入学する学生も多い中、『ここで頑張ろう』とやる気にさせるのが合宿。グループで徹底的にテーマについて討議させ、充実した内容になっている」。ある大学関係者が退学しようとする学生にヒアリングしたところ、「思っていた学びと違った」「こんなところにいては自分がだめになると思った」などの意見があったという。入学前後で生じるギャップを埋める工夫が学生を退学させないための面倒見の良さにつながるようだ。
「センター試験を受験する浪人生約10万人のうち、いったん大学に入学した後で別の大学を受け直す人が少なくとも半数はいる」と安田さん。後悔しない大学選びをしてほしい。 =(8)に続く