今年は本来のタイミングではなかったが、8月5~12日に渡欧し、法王の一般謁見に参加。これまでと異なり、「特別室」に招かれ、法王と握手や記念撮影を行った。
長崎県大村市立桜が原中2年、柴田真理愛(まりあ)さん(14)は「ぜひ長崎に来てと伝えると、手で丸を作ってくれた」と喜ぶ。
24日に長崎で開かれる法王主催のミサに参加する南島原市立南有馬中2年、野中あかりさん(14)は「430年以上前の4少年がつなげてくれた縁。これを機に関係がずっと続けばうれしい」と話した。
【天正遣欧少年使節】
1582(天正10)年、九州のキリシタン大名3人(有馬晴信(はるのぶ)、大友宗麟(そうりん)、大村純忠(すみただ))の名代としてローマに派遣された少年4人らの使節団。4人は神学校で学んだ伊東マンショ、千々石(ちぢわ)ミゲル、中浦ジュリアン、原マルチノ。長崎を出港し、85年に法王グレゴリオ13世に謁見。90年に帰国した。キリスト教への弾圧下で伊東は布教に励んだが病死。中浦は処刑、原はマカオに追放された。



