兵庫県立高校に通っていた30代の女性が、当時柔道部の顧問だった男性教諭から継続的に暴行を受け、性行為を強要されたなどとして、計約3700万円の損害賠償を求める訴えを神戸地裁に起こした。提訴は19日付。令和4年5月に男性教諭が女性に対して起こしたとされる強制性交事件についても、不起訴処分を不服として9月30日付で神戸第1検察審査会に審査を申し立てた。
代理人弁護士によると、女性は入学直後からキスなどのわいせつ行為を受け、髪をつかんで引きずり回されたり、性行為を強要されたりしたという。卒業後も暴力やわいせつ行為は続き、4年5月には神戸市内の宿泊施設で、男性教諭に押し倒され性行為をさせられたという。女性はその後、兵庫県警に被害届を提出した。
女性は心的外傷後ストレス障害(PTSD)を患い、現在も治療中だという。22日に神戸市内で取材に応じた女性は「今も息苦しくなる」と苦悩を語り、「何に対してもおびえることなく暮らしたい。加害者には責任を取ってほしい」と訴えた。




