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ワクチン打ち手不足解消へ 救命士・検査技師を投入 薬剤師も検討

大規模接種の東京会場が開設=24日午前、東京都千代田区(酒巻俊介撮影)
大規模接種の東京会場が開設=24日午前、東京都千代田区(酒巻俊介撮影)

 自衛隊が首都圏1都3県と関西3府県の65歳以上の高齢者を対象に運営する新型コロナウイルスワクチン大規模接種センターが24日、東京と大阪に開設された。30日までは東京23区と大阪市の住民が接種を受ける。使われるのは米モデルナ製。菅義偉(すが・よしひで)首相が掲げる7月末までの接種完了に向け、打ち手不足が課題となっており、厚生労働省は近く有識者懇談会を開いて、救急救命士、臨床検査技師、薬剤師による接種を認めるか協議する。

 センターは24日から3カ月間にわたり稼働する予定。政府は大規模会場を設置する自治体にモデルナ製を届けるほか、設置費用を補助するなど、高齢者接種加速の後押しをする。

 菅首相は24日、センターの東京会場を視察後、自治体から打ち手確保などを求める声が届いているとして「現実的に接種している団体から数万人を確保したい。打ち手不足のところに派遣できるように全力で取り組みたい」と述べた。厚労省が打ち手として協議する救急救命士、臨床検査技師、薬剤師のうち、救急救命士と臨床検査技師の接種は容認する見通し。薬剤師については政府内に慎重論がある。

 センターでは最大1日当たり東京1万人、大阪5千人に接種する見込みだ。作業に慣れるため、初日は東京約5千人、大阪約2500人に絞った。防衛省によると、24~30日の接種枠として、東京4万9千件、大阪は2万4500件を用意した。17日から防衛省ホームページと通信アプリのLINE(ライン)で受け付けると、希望者が殺到し、東京は2日間、大阪は約25分間で埋まった。

 会場で余ったワクチンは、未接種の民間看護師らに使う方針。会場設営や、インターネットによる予約システム運用は旅行会社に委託している。

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