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<産経抄>生成AIに「使われぬ」ためには、小中に「情報」学習

米グーグルの生成AIジェミニのロゴ(ロイター=共同)

元NHKアナウンサーで経済評論家の西村晃(あきら)さんには、歌人としての顔もある。言葉をなりわいとするマルチプレーヤーには数年前から、油断ならないライバルがいる。<投資から晩御飯までAI指南/人の仕事食(た)ぶ怪獣かな>。

▼歌集『短歌で詠むニッポン』(文芸社)から引いた。文章、音声、画像、動画。電脳空間をにぎわす生成AIは、教育の現場でも無視できない存在になった。大学生が課題のリポートを書かせて提出する―といった事例は、旧聞に属する話だろう。

▼生成AIがあれば勉強する必要はいずれなくなる―。ある出版社が今年行った調査では、そう答えた小中学生が2割もいたとか。生成AIの出す答えにもときに誤情報が交ざり、著作権など他人の権利を侵すものもある。便利さに体重を預けるかのような考え方は何とも危うい。

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