熊本地震で震度7を観測した熊本県氷川町にある小中学校で、2学期の始業式が1日、開かれた。同校を含む町内の学校の教室が避難所として使われ、避難者を一部の学校の体育館に集約するため、公立小中全5校の始業を8月25日からこの日に延期していた。
竜北西部小の校門前で校長らから声をかけられると、児童は「おはようございます!」と元気に返事をしていた。通学路が崩れている所もあり、車で送ったり、歩いて付き添ったりする保護者の姿も見られた。 息子が6年のPTA会長泉一幸さん(48)は自宅が傾き、復旧作業の真っただ中だが「日常が一つ戻ってきた感じ。息子も皆に会えるのを楽しみにしていた」と話した。
町によると、指定避難所となっている5校のうち竜北東小、竜北西部小、氷川中で教室などに避難していた住民が、竜北中と氷川中の体育館に移動。8月31日時点で2校の体育館に約170人が身を寄せており体育の授業に制約が生じる。
被災地では、震度6強だった八代市の市立小中や特別支援学校が8月28日に始業。震度7を記録した宇城市は、31日から小中学校が再開している。




