天皇、皇后両陛下が熊本地震の被災地を見舞うため、9月下旬に日帰りで熊本県を訪問される方向で宮内庁が調整していることが27日、分かった。被害が大きかった自治体を巡り、被災者との懇談を検討している。
宮内庁関係者によると、両陛下は空路で熊本県入りし、現地は自衛隊のヘリコプターで移動する。上空から被災状況を視察することも想定される。両陛下は甚大な被害に心を痛め、被災者を案じており、側近は「時機を見極めた上で、お見舞いに行くことができれば、とのお気持ちがある」と明かしていた。
当初は9月下旬に1泊2日の日程で、2016年の熊本地震から10年の節目に際して復興状況を視察する計画で、関係自治体と調整を進めてきた。だが、7月に最大震度7の地震が発生したため、対応を検討していた。
両陛下は地震発生を受け、8月初旬に予定していた静岡県下田市の須崎御用邸での静養を取りやめた。3日には側近を通じて、お見舞いの気持ちを木村敬知事に伝えた。




