中国と北朝鮮が今年、人とモノの往来を本格化させるか注目されている。北朝鮮と国境を接する中国遼寧省丹東市の幹部は、本体工事が完了してから10年以上未開通となっている国境に架かる新たな橋の年内開通を目指す方針を表明した。一時隙間風が吹いた中朝両国は関係改善に動いているが、国連の対北朝鮮制裁が続く中で貿易の回復には一定の歯止めがかかったままだ。中国は国際情勢を見極めて北朝鮮との関係を調整する考えとみられる。
中国側で駐車場整備進む
丹東中心部から車で20分程度走ると、中朝国境を流れる鴨緑江に大きな橋が架かっている。2014年に本体工事が完了した「新鴨緑江大橋」だ。片側2車線の橋の中間地点には、有刺鉄線が設けられており、未開通のままだ。
