国際原子力機関(IAEA)は20日までに、北朝鮮が北西部の寧辺にウラン濃縮施設とみられる新施設を建設しているとの報告書をまとめた。北朝鮮が核開発を継続、進展させているとして改めて「深刻な懸念」を表明した。
実際にウラン濃縮施設だった場合、今後、稼働して高濃縮ウランの生産を拡大すれば、核兵器増産につながる恐れがある。北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記は昨年9月、核物質の生産を加速させるよう指示していた。
今月18日付の報告書によると、新施設は首都平壌近郊カンソンにあるウラン濃縮施設と特徴が似ている。もともと兵舎があった敷地に昨年12月に建設が始まり、2階建て。今年5月までに施設外側の工事が終了したが、関連インフラ施設の建設は続いているという。衛星画像や公開情報を基に分析した。
北朝鮮のウラン濃縮施設を巡っては、寧辺とカンソンにある既存施設が稼働していることも確認したとしている。(共同)




