南北朝鮮の統一について熱く、前向きに語る韓国人に初めて会った。
「韓半島統一と中国」などの著作がある、民主活動家出身の研究者、張琪杓(チャンギピョ)氏である。2月にセミナー出席のため来日した張氏は「民族の統一なくして平和はない」と語り、韓国が北朝鮮を吸収する形の「平和統一」が実現すれば、朝鮮半島の未来は大きく発展する、と説いた。
この20年ほど、日本や韓国、ドイツ、米国で知り合った韓国人に統一の可能性について聞いてきたが、記者であれ、学者であれ、政府当局者であれ、返ってきたのは消極的で否定的な反応ばかりだった。
