「ジャパネット杯 春の高校バレー」として行われる第76回全日本バレーボール高等学校選手権大会(産経新聞社など主催)の男女の3回戦と準々決勝が6日、東京体育館(東京都渋谷区)で繰り広げられ、大阪府代表の男子・昇陽が3回戦で正智深谷(埼玉)を破り、準々決勝も東北(宮城)に勝利して準決勝へ駒を進めた。
男子・清風は3回戦で日本航空(山梨)に勝ったが準々決勝で福井工大福井(福井)に競り負けた。女子は、優勝候補の金蘭会が3回戦で古川学園(宮城)を下したが、準々決勝で就実(岡山)に敗れた。大阪国際滝井・大阪国際は3回戦で旭川実(北海道)に惜敗した。
昇陽、接戦制す
昇陽は3回戦、序盤から正智深谷の勢いにおされ、第1セットを失う。後がない第2セット。リベロの倉本翔斗(3年)が粘り強く拾い、本来のリズムを取り戻し奪取。第3セットでも各選手が懸命にエース・小山海皇(みこと)(3年)の左腕につなげ、手に汗握る死闘の末に逆転勝利を果たした。
東北との準々決勝は、第1セットは終盤まで競り合う展開だったが、斉藤拓海(3年)や小瀬維都(2年)が躍動し先取。第2セットも、苦しい展開になっても軌道修正できる試合巧者ぶりを見せつけ、接戦を逃げ切った。
清風、好守も惜敗
3回戦で日本航空と対戦した清風は、セッターの尾崎太洋(3年)を軸に主将の辻琉月(りゅうが)(3年)や塙大輝(2年)の多彩な攻撃で圧倒。粘る相手をビヴォーネフランチェスコ武彦(2年)の高さのあるブロックや強烈なサーブなどで引き離しストレートで下した。
福井工大福井との準々決勝は、序盤からエース同士が打ち合う一進一退の展開に。辻や塙のスパイクや紫和修多(3年)の速攻などで攻めるも相手のブロックに苦しめられた。リベロの好守も光ったが、最後まで流れをつかみ切れず惜敗した。
金蘭会、あと一歩
4度目の春高制覇をねらう金蘭会は3回戦で前回大会優勝の古川学園と対戦。第1セットを大差で先取し、第2セットは相手エースを中心とした攻撃に苦しんだが、第3セットで上村杏菜(3年)の鋭いスパイクが次々と決まり、ブロックも機能して勝利した。
迎えた強豪・就実との準々決勝。第1セットから井上未唯奈(みいな)(3年)や上村のスパイクが決まるが、中央とサイドを振り分ける相手の攻撃に対応できずセットを落とす。第2セットも上村らがスパイクを決めるが、あと一歩で追い付けずストレートで敗れた。
大阪国際滝井・大阪国際
大阪国際滝井・大阪国際はフルセットの激闘の末、旭川実に敗れた。
第1セットは序盤から6連続失点。その後追い上げを見せるも相手エースの猛攻の前に競り負ける。第2セット序盤も追う展開だったが持ち味のコンビバレーで中盤に逆転。リードを守り試合を振り出しに戻す。
しかし第3セット、再び序盤に大量リードを許すと主導権を奪い返せず、悔しい3回戦敗退となった。







