北海道蘭越(らんこし)町の地熱資源調査現場から大量の蒸気が噴出している問題で、事業主体の三井石油開発(東京)は12日夜、新たに4人から体調不良の報告があったと発表した。6月29日の噴出発生以降、体調不良者は合計8人となった。同社は「対応を検討中」としている。
4人のうち1人は今月4日に業務で現場敷地内に立ち入りし、5日に頭痛症状が出たという。6日には症状が改善し、医療機関は受診していない。11日に町の「蒸気噴出に関する健康被害相談窓口」に連絡があった。
また、2人から同社に直接連絡があり、いずれも6月30日と7月1日に入浴後の目の痛みがあったという。このうち1人は医療機関を受診し、「結膜炎・ドライアイ」と診断された。もう1人は未受診だが、症状は改善している。
3人の症状について同社は「蒸気噴出との因果関係は確認されていない」としている。
もう1人については、7月初旬に町外から来訪し、町の相談窓口に体調不良を訴える連絡があったという。連絡を受けた時期や不調の内容、噴出現場周辺への立ち入りの有無などは「現在詳細を確認中」としている。




