ジャニーズJr.として活動していた歌手のカウアン・オカモトさん(26)が12日、東京都内の日本外国特派員協会で記者会見し、ジャニーズ事務所に所属当時、ジャニー喜多川前社長(令和元年死去)から、平成24~28年に15~20回ほど性的被害を受けたと主張した。
オカモトさんは、前社長に対し「感謝の気持ちを持っている一方、当時15歳の僕に性的行為を行ったことは悪いことだと思っている」と話した。
記者会見を受けて、ジャニーズ事務所は共同通信の取材に対し「経営陣、従業員による聖域なきコンプライアンス順守の徹底、偏りのない中立的な専門家の協力を得てのガバナンス体制の強化等への取り組みを、引き続き全社一丸となって進めてまいる所存です」とコメントを出した。