中国税関総署が18日発表した8月の貿易統計の速報値によると、北朝鮮から中国への輸出が前月比約44%増の約1878万ドル(約26億8000万円)となった。前年同月の3倍で、北朝鮮が2020年1月に新型コロナウイルス対策で国境を封鎖し貿易を抑制する前の19年8月と比べても約11%上回った。国境封鎖後、同じ月の輸出額の比較で19年を上回ったのは初めて。
北朝鮮北西部・新義州と中国・丹東を結ぶ貨物列車の運行は4月下旬から中国での感染拡大を受け中断したままだが、北朝鮮は海上輸送を強化し、中国からの物資搬入とともに輸出も増やし外貨確保を急いでいる。
ことし8月の中朝間の貿易額は前月比24%増の約9032万ドル。中国からの輸入額は同19%増の7154万ドル。いずれも前年同月比では3倍強となったが、19年同月と比べると3割台の規模で、輸出の回復ぶりが目立つ。(共同)




