北朝鮮へサイバー攻撃か 2日間接続障害

北朝鮮の国旗(ロイター)

【ソウル=桜井紀雄】北朝鮮の主要ウェブサイトで、26日から27日にかけて接続障害が起きていたことが分かった。ロイター通信は英国のインターネットセキュリティー専門家の分析として、大量のデータを同時に送りつけて北朝鮮全体のサーバーをダウンさせるサイバー攻撃が行われたとの見方を伝えている。

英専門家によると、北朝鮮のインターネット網がサイバー攻撃を受けて26日午前から約6時間にわたってダウンしたとみられる。電子メールを扱うサーバーは数時間後に復旧したものの、北朝鮮外務省や政府の公式サイトのほか、高麗(コリョ)航空のサイトへの接続障害が続いた。

朝鮮労働党機関紙、労働新聞や朝鮮中央通信などのサイトについては27日朝も接続障害が続き、その後に復旧した。

北朝鮮専門メディア、NKニュースも、北朝鮮でサイバー攻撃によるとみられるネットの接続障害が起きたと14日に報じていた。

北朝鮮の工作機関の傘下組織が外国に対し、広くサイバー攻撃を行っていることは知られているが、北朝鮮国内では、当局が一般住民によるネット接続を厳しく制限。ネットにアクセスできる権限を持つ人は人口約2500万人のうち1%程度とみられている。

27日現在、北朝鮮は接続障害に関して公式な立場を示しておらず、北朝鮮へのサイバー攻撃を表明した団体も確認されていない。

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