新型コロナウイルスワクチン接種について、福岡市は8日、新たに九州最大の歓楽街・中洲の接待を伴う飲食店の従業員らを独自に優先接種対象に加えると発表した。13日以降、計10日間の接種日を設け、事前予約は不要として、1日300人程度に接種できるよう態勢を整える。
会場は中洲地区の場外馬券発売所、JRAエクセル博多。今月は13~15日と20~21日に、8月は3~5日と11~12日に受け付ける。時間は午後4時から同8時までで、先着順で受け付ける。中洲地区内に接待を伴う飲食店は約2千店舗あるといい、市は各店に個別に案内文を送り、接種を呼び掛ける。
高島宗一郎市長は、中洲には首都圏をはじめ、感染が拡大傾向にある地域から訪れる客が多いと指摘。その上で「中洲ではこれまでも多くのクラスターが発生している。ピンポイントで対策し、(新型コロナの流行を)抑えることで拡大を防ぎたい」と述べた。
あわせて市は、市営地下鉄や市内に事業所のあるタクシー、市営渡船など公共交通機関の乗務員も優先対象とした。職場接種を行う事業者は対象外とし、12日から16日の間で接種する。




