台湾、対中懸念表明のバイデン米大統領に「感謝」

9日、台北市の総統府で記者会見する台湾の蔡英文総統(総統府提供・共同)
9日、台北市の総統府で記者会見する台湾の蔡英文総統(総統府提供・共同)

 台湾外交部(外務省に相当)は11日、バイデン米大統領が中国の習近平国家主席との電話会談で、中国が台湾に強圧的な行動を取っていることに懸念を示したとして「感謝」を表明した。

 外交部はバイデン政権と関係を深め、インド太平洋地域の平和と安定を推進していきたいと表明。また、台湾の台北駐米経済文化代表処(在米大使館)の蕭美琴代表と米国のソン・キム国務次官補代行(東アジア・太平洋担当)が10日に会談し「双方が台米関係を全方位的に深化させる」ことで一致したとした。(共同)

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