秋田労働局は「来春の卒業予定者や保護者には、コロナ禍への不安から就職先を県外から県内に変更する人も増えている」という。全国的に企業業績が悪化する中でも、県内では人手不足が続いており、県内就職の希望が増えても「受け皿は十分」(同労働局)といい、県内就職の増加を期待している。
大学生にも県内就職への関心が高まっている。秋田県の県内就職情報サイト「KocchAke(こっちゃけ)!」の閲覧数が4月以降、前年同月比3~5割増加。県内企業のオンライン説明会に直接申し込める「オンライン就活応援チャンネル」を開設した7月には、同7割増の約4万2千件に上った。
新型コロナ感染の拡大が進む地域との往来を控えるよう呼び掛けている秋田県。県は「感染が収束し、首都圏から県内への移動を控える必要がなくなれば、Aターンに向けた首都圏在住者の動きが一気にブレークする可能性もある」として、首都圏に的を絞って、集中的なプロモーション事業を展開することにしている。(八並朋昌)



