この一連のやりとりに、今度は韓国マスコミが猛反発した。現地紙の東亜日報(電子版)は「電磁波検証も拒否した反THAAD団体、いつまで放置するのか」との見出しで反対派の行動を批判。電磁波の測定を主張しながら、いざ測定するとなると反対するのはどういうことかとの趣旨だ。
■反対の理由…
そこには根拠がある。同紙や聯合ニュースなどは、昨年7月に米軍グアム基地で韓国国防部とメディアに対し同地のTHAADが公開されたことに言及している。実はこの際に韓国軍人がTHAADの電磁波を測定していたのだが、最大値は0.0007ワット/平方メートルで、韓国放送通信委員会の定めた許容基準値の0.007%に過ぎなかったという。
東亜日報は「今回の測定でもこのような数字が出た場合、反対団体は自分たちの主張の表向きの理由を失うとみて測定を拒否したとみられる」と指摘する。
また朝鮮日報(電子版)は、星州郡のレーダーについて、住宅地よりも高地にあることなどを説明し、米ハワイでの測定より「さらに低い数値となるのは間違いない」と説明。「(反対派の)委員会は、事実が明らかとなり、電磁波による健康上の被害などないことが知られるのを恐れているのだ」と批判した。



