奈良町一望のテラスガーデン、奈良ホテルが新設

 奈良市の老舗・奈良ホテルが、奈良町が一望でき、パーティーや結婚式に使えるテラスガーデンを新設する。耐震補強工事に伴うリニューアルで、3月中にも完成する見通し。隣接する宴会場なども整備し直し、結婚式・披露宴や宴会の新たな需要に対応し、集客につなげたい考えだ。

                  ◇

 奈良ホテルの本館は明治42(1909)年に開業。多くの客室がある新館は昭和59年の建築で、本館と新館をつなぐ宴会場などがある部分は昭和45年の大阪万博に合わせて作られた。

 ホテルによると、新館は十分な耐震性があるが、明治時代の木造建築である本館と、45年建築部分は新たに耐震化工事が必要になるという。

 このため、本館に先駆けて今年1月から、45年建築部分の耐震化工事を開始。テラスガーデンの新設工事も併せて進めており、1室8人まで利用できる個室を2室設けるほか、レストランの客席を約20席増やす。

 テラスガーデンは、新館の屋上(約600平方メートル)の一部を活用。工事前から庭はあったが、イベントの際に宿泊客を案内する程度で、常時公開はされていなかった。

 中村仁社長は「テラスガーデンと宴会場との行き来をしやすくすることで、外で挙式して、室内の宴会場で披露宴をすることも可能になる」と話す。結婚式以外にも、屋外でのパーティーや、ビアガーデンのような活用方法も考えているという。

 今後は、テラスガーデンの真下に当たる新館の4階にある宴会場やレストランも再編。大型の宴会や、500人規模の会議が開ける部屋の設置も検討しているという。

 中村社長は「耐震化を良い契機ととらえ、ホテルの外観や木造の歴史的建築は維持しながら、利便性、満足度の向上につなげていきたい」と話している。

Google検索で「産経ニュース」を優先表示。ワンクリックで簡単登録

会員限定記事

会員サービス詳細

地方ランキング

  1. 川越の無許可モスク、パキスタン大使は「建物は許可取得ずみと説明受けた」大使館が投稿 「移民」と日本人有料会員記事

  2. 元カープ選手にゾンビたばこ譲渡 容疑で自営業の男逮捕

  3. ドライアイスの危険、認識不足だった 徳島大、学生死亡で報告書

  4. 無許可でモスク建設、川越市が撤去是正指導 土地所有パキスタン企業「元から建っていた」 「移民」と日本人

  5. 京都・鴨川で「人が浮いている」 若い女性死亡、河川敷で発見の知人?男性は意識あり

  6. 殺虫剤誤飲死 町内会がペットボトルに小分けし戸別配布 長年の慣例、市は把握せず

  7. 東京・六本木の駐車場に「日本庭園」 飛び交う憶測…設置の狙いは税金対策ではなかった 路上感撮

  8. 大阪・道頓堀をダイバーが水中清掃、出てきたものは… ごみゼロの日に戎橋も丸洗い

  9. バス車内で新聞めくる音から口論、切り付け事件に発展か 75歳男逮捕、東京・大田区

  10. 「イランの過激な論理は大半のイスラムとは異なる」 群馬「正論」懇話会で飯山陽氏が講演