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夕日に照らされて自衛隊百里基地(茨城県小美玉市)に戦闘機が戻ってきた。F4EJ改「ファントム」。配備から45年、今も日本の空を見守り続ける空のベテランだ。
1958年に米国で開発され、超音速のマッハ2.2で飛ぶ。ベトナム戦争では米軍の主力戦闘機だったが、湾岸戦争後の1990年代半ばに退役した。
日本では百里と新田原基地(宮崎県新富町)の2カ所に実戦配備され、国籍不明機に対応する緊急発進(スクランブル)を行っている。
戦闘機としては異例の5千機以上が製造されたが多くはすでに退役。実動する雄姿をひと目見ようと海外から訪れるファンもいるが、日本でも平成29年度から次期主力戦闘機F35への切り替えが決まり勇退は近いとされる。
百里基地でF4を運用する302飛行隊のパイロット、楠原隆広1尉(34)は「F4は、パイロットの技術次第で、いかようにも動ける飛行機。何度もスクランブル発進し国籍不明機などに対応してきた。ファントムに守られ、育てられました」と話す。




