18日午後1時15分ごろ、大阪市此花区春日出中の集合住宅の2階一室で、80代の夫婦とみられる男女が死亡しているのを、大阪府警此花署員が発見した。いずれも外傷はなく、玄関や窓が施錠されていたことから、同署は2人が熱中症で死亡した可能性が高いとみて、死因や身元の確認を進めている。
同署によると、2人はそれぞれパジャマ姿で、布団の上にあおむけに横たわっており、死後2~3日経過しているとみられる。室内に冷房設備はあったが、発見当時は作動していなかったという。
この日、部屋を訪れたデイケア担当の区役所の女性職員が、応答がないのを不審に思い、通りかかった同署員に申告した。気象庁によると、大阪市内ではこの日午後、今年最高の37度を記録した。
同じ集合住宅に暮らす男性(89)によると、妻は足が悪く、夫がよく車いすを押していたという。男性は「夫もこの春に体調を崩したらしく、最近はあまり姿を見ていなかった。2人ともこの暑さに耐えきれなかったのだろうか」と話した。



