高齢者向けワクチン、6月末配送完了 政府方針

 政府は新型コロナウイルスのワクチンに関し、65歳以上の高齢者向け接種を4月12日に開始し、6月末までに必要な量の都道府県への配送を完了する考えだ。現状では米製薬大手ファイザー製のワクチンを1人に対し3週間の間隔をあけて2回投与する方針で、約3600万人の高齢者全員が接種を希望すれば約7200万回分が必要となる。

 政府の計画では、4月5日の週に全国の都道府県に計最大11万7千回(5万8500人)分を配送。この時点では東京、神奈川、大阪の3都府県には各4680回(2340人)分、その他44道府県には各2340回(1170人)分の割り当てにとどまる。

 同12日、19日の週にそれぞれ計最大58万5千回(29万2500人)分を追加し、各回とも3都府県に各2万3400回(1万1700人)分、44道府県には各1万1700回(5850人)分が配られる。26日の週には全国の1741市区町村ごとに最大1170回(585人)分を送る計画だ。いずれもワクチン1瓶で6回接種できた場合の回数を想定している。

 政府は3日に開かれた自民党会合で、国内のワクチン供給量が安定するまでの措置として、3週間の接種間隔を延長して幅広く1回目の接種を行う案を今後検討する考えを示した。

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