生徒たちに交通安全への意識を高めてもらおうと、学校法人「南京都学園」が運営する京都廣学館高(京都府精華町)は、交通安全ラッピング自動販売機を校内に導入した。京都府警木津署や飲料メーカーと連携した取り組みで教育機関への設置は初めてとなる。除幕式には高校生や地域の保育園児らが参加し、警察官から交通ルールについて説明を受けた。
飲料の自動販売機に歩行者優先の徹底や飲酒運転防止の標語などを描く府警の広報啓発の一環で、飲料メーカーのキリンが設置に協力している。売上金の一部は犯罪被害者支援団体に寄付され、支援活動に役立てられる。
これまで府内に43台を設置してきたが、一般企業や商業施設での設置が多かった。今回は若年層にも交通安全を啓発しようと、教育機関として初めて設置されることになった。
先月21日には同校の体育館で除幕式が開かれた。地域の保育園2施設の園児が招待され、署員や高校生の寸劇で交通ルールを学んだ。同校の吹奏楽部によるミニコンサートも行われ、園児は曲に合わせて元気よく歌っていた。
木津署の福山智晴交通課長は生徒らに「横断歩道を渡る前には必ず左右確認を」と呼びかけ、同校の校舎と体育館が府道で隔たれていることについても触れ「体育館の自販機を見て、左右確認などを今一度徹底してもらえたら」と話した。(東九龍、写真も)




