NY原油が3年半ぶり高値 終値1バレル=95・73ドル、ホルムズ海峡封鎖を嫌気

オマーン・マスカットにある石油精製所=12日(ロイター=共同)

12日のニューヨーク・マーカンタイル取引所の原油先物相場は大幅続伸した。指標の米国産標準油種(WTI)の4月渡しの終値は前日比8・48ドル高の1バレル=95・73ドル。終値としては約3年半ぶりの高値を付けた。イランがエネルギー輸送の要衝ホルムズ海峡の封鎖を継続する姿勢を示すなど中東情勢が一段と悪化し、供給混乱が長期化することに警戒感が広がった。 このほか、産油国イラク南部の海域で原油タンカー2隻が攻撃されたと伝わった。ロイター通信によると、イランは中東の石油関連施設や輸送インフラへの攻撃を強めているとされ、紛争拡大が原油供給に影響するとの懸念が強まっている。

こうした中、ライト米エネルギー長官は12日、米CNBCテレビのインタビューで、ホルムズ海峡で米軍による船舶護衛について今月末までに体制が整うとの見通しを示した。

日米欧などIEA加盟国は11日に石油備蓄から計4億バレルを放出することで合意したが、市場では供給不足を補う効果は限定的との見方も出ている。(共同)

Google検索で「産経ニュース」を優先表示。ワンクリックで簡単登録

会員限定記事

会員サービス詳細

国際ランキング

  1. 中国、小泉防衛相を非難 「新型軍国主義」への反論に「アジアの隣国の信用を得られない」

  2. 中国、台湾東方の海域でパトロール 「日比交渉への対抗措置」「海洋権益を侵害」と反発有料会員記事

  3. 「イランの過激な論理は大半のイスラムとは異なる」 群馬「正論」懇話会で飯山陽氏が講演

  4. 韓国や中国産鋼材を調査、不当廉売で財務省と経産省 日鉄やJFEらが損害を申請

  5. 「核兵器保有の国が…持たぬ日本を新型軍国主義とは」小泉氏、中国に反論 アジア安保会議

  6. 孫正義会長、時価総額で日本一も「まだ過少評価」「AI規制必要」 パリで会見・発言詳細有料会員記事

  7. 米国防長官、韓国の原潜建造を支持 戦時作戦統制権移管も 韓国側は見返りを警戒

  8. 中国、日本の長距離ミサイル配備に「自衛超える」と批判 大使館侵入からめ「軍国主義」

  9. 「米国を助けなかった」トランプ氏、また日本批判 イラン情勢巡り…韓国やNATOも

  10. 「虚偽の主張」「不透明な軍備増強」小泉防衛相が中国非難 アジア安保会議で演説