JR東日本は3月14日購入分から平均7・8%の運賃値上げを実施する。運賃改定は、消費税導入時などを除くと、1987年の民営化後で初めて。1~3キロの区間が対象の初乗り運賃(大人)は、きっぷの場合は150円から160円に、ICカードでは146~147円から155円に上がる。
これまでJR東日本の運賃は、利用者が多い首都圏の「電車特定区間」と「山手線内」を割安に設定し、それ以外の主要路線である「幹線」、「地方交通線」を合わせて4種類の区分があった。今回の改定では電車特定区間、山手線内、幹線を「幹線」に統合するのが最大のポイントだ。地方交通線はそのまま残す。
統合による値上げの例として、東京駅からの普通運賃は、新宿駅までが210円から260円、横浜駅までが490円から530円になる。
運賃は、乗車日が14日以降でも13日までに購入すれば改定前の料金になる。定期券は有効期間開始日の14日前から買える。
JR東日本は「『電車特定区間』と『山手線内』の運賃は、国鉄時代の運行形態や、ほかの鉄道事業者との競合状況を踏まえて設定され、約40年間そのままになっていたが、路線が拡充しサービス向上や安全のための設備投資の必要性が高いことなども勘案して今回の見直しにつながった」と説明している。




