日産自動車が6日発表した2025年9月中間連結決算は、純損益が2219億円の赤字(前年同期は192億円の黒字)に転落した。世界的な販売不振に加え、トランプ米政権の自動車への追加関税によるコスト負担が利益を下押しした。中間期の赤字は5年ぶり。26年3月期の純損益予想はリストラ費用の算定中を理由に開示を見送った。再建策の一環として横浜市にある本社の土地と建物を970億円で売却する。
世界販売台数は7・3%減の148万台。国別の減少幅は中国が17・6%と最も大きかった。日本は16・5%減の18万6千台。主力車の投入が遅れているほか、経営不振でブランド価値が低下している可能性がある。
米国は微減の44万5千台だった。米関税は営業利益ベースで1497億円の減益要因となった。
9月中間期の売上高は前年同期比6・8%減の5兆5786億円、本業のもうけを示す営業損益は276億円の赤字(同329億円の黒字)だった。




