現職と新人合わせて4人が立候補した千葉県知事選は16日午前7時に投票が始まった。政治団体「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志氏は、千葉から約500キロ離れた神戸や大阪で演説するという異例の展開に。同じ知事選候補で政治団体「つばさの党」代表の黒川敦彦氏も、立花氏が演説を終えた場所に現れるなど、混沌(こんとん)とした様相を呈していた。有権者の判断に注目が集まる。
8日夜にはJR大阪駅前で立花氏が演説したが、話題の中心は、千葉県とは関係のない兵庫県知事の疑惑告発文書問題。集まった数百人の聴衆を前に「兵庫県の問題で言いたいことがあるから、大阪に来てしゃべっている」と訴えると、拍手とヤジで騒然となった。
他に千葉県知事選に立候補する現職の熊谷俊人氏、新人の小倉正行氏は県内を中心に活動しているが、そもそも区域外での街頭での選挙活動を公選法は禁じていない。
立花氏は複数回にわたる産経新聞の取材に対し、こうした現行法の仕組みを熟知した上で活動しているとした。
また他の候補の当選を目的に選挙に出馬する「2馬力行為」については「他候補に『投票してください』といえば、2陣営で選挙をしたということで今の法律でも犯罪になる。なのでそういう直接的なワードは入れたことはない」と強調。4月6日投開票の大阪府岸和田市長選にも、不倫問題の発覚を経て失職した前職との2馬力で臨む姿勢を示している。
投票は午後8時までで、即日開票される。




