アスリートたちが熱戦を繰り広げる五輪では、大会を盛り上げるマスコットにも注目が集まる。これまで開催国の歴史や文化に根差したキャラクターが誕生。開幕を間近に控えたパリでも、フランスの魅力発信を担う個性派が活躍中だ。
五輪の歴史にマスコットが登場するのは、1968年のフランス・グルノーブルで開催された冬季五輪からだ。4年後に行われた夏季のミュンヘン五輪では五輪色をあしらった「バルディ」が公式採用された。以来、マスコットは五輪に欠かせない存在となっていく。
近年は五輪精神の体現や開催国の魅力発信のみならず、よりメッセージ性も重視されるように。2021年の東京五輪では、伝統的な藍色の市松模様をあしらい、「希望に満ちた未来をいつまでも輝かせたい」との願いが込められた「ミライトワ」に決まった。

2024年パリ大会「フリージュ」(共同)
パリ五輪のマスコットは、自由の象徴とされるフリジア帽をモチーフとした「フリージュ」。パラリンピックのフリージュは右足が義足だが、五輪のフリージュと色・形はほぼ同じで、両大会に区別を設けない2024年パリ五輪・パラリンピック組織委員会の方針が反映されたといわれる。
フリージュの使命は、スポーツを通じて人々の生活、健康、人間関係、自然との関わりなどに〝革命〟をもたらすこととされている。





































