【ソウル=桜井紀雄】令和6(2024)年版防衛白書で、北朝鮮が能力向上に注力していると指摘された核・ミサイルに関し、北朝鮮は2021年からの国防5カ年計画に沿って、日米韓をそれぞれ標的とする多様なミサイルの開発に邁進(まいしん)してきた。北朝鮮と「包括的戦略パートナーシップ条約」を結んで軍事協力を深めるロシアが開発を下支えする構図が、日米韓への脅威を一層高めている。
多様なミサイル展開
米本土を狙うのが大陸間弾道ミサイル(ICBM)だ。北朝鮮は昨年12月に速やかに発射できる固体燃料式ICBM「火星18」の発射実験に「成功」したと主張した。
