今年10月に57歳で死去したロックバンド「BUCK-TICK(バクチク)」のボーカリスト、桜井敦司(さくらい・あつし)さんを偲ぶ会「THE CEREMONY-櫻井敦司へ-」を巡り、ファン向けの献花入場券がチケット売買の仲介サイトで定価の10倍以上を上回る価格で取引されている。SNSでは「(転売行為は)許せない」などと怒りの声が上がっている。
偲ぶ会は「Zepp Haneda」(東京都大田区)で12月8、9日の2日間にわたり開催される。ファンを対象に、献花とメモリアルフォトが付いた献花入場券(1500円、各回1人当たり2枚まで)の販売を11月11日からスタート。献花入場券はすでに予定枚数の販売を終了している。
あるチケット売買の仲介サイトでは、献花入場券が1万円を超える価格で続々と出品。中には1枚当たり2万2000円で出品されたチケットも取引が成立していた。
X(旧ツイッター)ではファンとみられるユーザーから「お別れしに行きたかったんだけど、チケットが取れなかった」「偲ぶ会まで転売するって、人間のやる事じゃない」といった声が寄せられた。BUCK-TICKの公式サイトでは「ご購入の献花入場券の転売はいかなる場合もお断りいたします」と明記している。
5人組のロックバンドだったBUCK―TICKは昭和62年にデビュー。「ビジュアル系」と呼ばれる後進のバンドなどに大きな影響を与えた。桜井さんは10月19日、横浜市内で公演中に体調不良を訴え、病院に搬送。脳幹出血のため、同日午後に死去した。




