福岡市で開かれている水泳の世界選手権。日本選手がいない種目で、海外の10代が日本のファンをとりこにしている。26日の女子200メートル自由形決勝で、19歳のモリー・オキャラハン(オーストラリア)が女子種目で最古だった世界記録を更新し、金メダル。3位には世界ジュニア新記録で泳いだ16歳の新星、サマー・マッキントッシュ(カナダ)が入り、会場を沸かせた。
女子200メートル自由形の勝負は、最後の最後にひっくり返った。23日の400メートル自由形で世界新記録を出したアリアーン・ティトムス(オーストラリア)が前半から積極的に飛び出し、150メートルまでは2位に体半分のリードを奪った。このままいくと思われたラスト50メートル、オキャラハンがぐんぐんと加速。終盤の競り合いを制し、1分52秒85を記録した。本人は驚いた表情で電光掲示板を確認し、「アメージング」と興奮気味に話した。
マッキントッシュは、昨年の大会で金メダル2個を含む4つのメダルを獲得した新星。活躍が期待された23日の400メートル自由形は、4位とメダルに届かなかった。切り替えて躍動し、自身の持つ世界ジュニア記録を0秒26更新。今大会初めてのメダルを手にし、「2度目の世界選手権で表彰台に乗れてうれしい」と振り返った。
26日の第13日終了時点で今大会の世界記録は4つになった。マッキントッシュは、自身が世界記録を持つ400メートル個人メドレーも控える。どんな記録が出るか、注目が集まる。(久保まりな)





