第105回全国高校野球選手権記念千葉大会が8日、開幕した。新型コロナウイルスに伴う応援人数などの制限を設けず、4年ぶりの通常開催。千葉市美浜区のZOZOマリンスタジアムで開会式が行われ、その後の開幕試合では袖ケ浦が船橋古和釜にコールド勝ちした。順調に日程が進めば決勝戦は27日の予定で、優勝チームは来月6日に兵庫県西宮市の甲子園球場で開幕する全国高校野球選手権記念大会に出場する。
開会式では、前回大会優勝の市船橋を先頭に148チーム(165校)が入場行進。スタンドで観客が見守る中、習志野の吹奏楽が球場を盛り上げた。
県高野連の早川貴英会長は「全力で取り組む姿勢が多くの人々に感動を与え、社会に活力を与えると確信している。最高のプレーを期待している」とあいさつ。来賓の冨塚昌子県教育長は「これまで磨き上げてきた技やチームワーク、精神力を思う存分に発揮し、最高のパフォーマンスを披露してください」と鼓舞した。
選手宣誓は、先月の抽選会で大会の回数と同じ105番を引き当てた柏陵の今井俊輔主将が務めた。今井主将は「私たち高校球児が千葉県に感動、勇気そして笑顔を届け、高校野球の輝きを取り戻します」と堂々と宣誓。内容は自分で考えた後、チームメートなどと相談したという。声出し応援などが復活し、高校球児が元気に活躍する姿を届けたいという思いを込めた。
宣誓を終えた後、今井主将は報道陣に対し「やる前と行進しているときはすごく緊張していたが、『宣誓』という言葉を言ったところから気持ちよく、楽しかった」と笑顔を見せた。
一方、春夏連覇を狙う専大松戸の大森准弥主将は「相手が向かってきても受け身にならず、攻める姿勢を意識して挑みたい」と意気込む。前回大会で準優勝の悔しさを味わった木更津総合の毛利隆仁主将は「つなぐ野球をみてほしい。甲子園の切符をつかみきれるよう、やっていきたい」と闘志を燃やした。




