クアッド首脳会合、インド太平洋「脅迫と威圧ない地域目指す」

4カ国の協力枠組み「クアッド」の首脳会合に臨むバイデン米大統領、アルバニージー豪首相、岸田文雄首相、モディ印首相(左から)=20日午後8時53分、広島市南区(彦野公太朗撮影)

日本、米国、オーストラリア、インドは20日、4カ国の協力枠組み「クアッド」の首脳会合を広島市で開き、海洋進出を強める中国を念頭に、自由で開かれたインド太平洋構想を推進することで一致した。会合後に発表したインド太平洋地域の協力に関する共同声明では、「脅迫と威圧のない、主権を尊重した平和で安全な地域を目指す」と明記した。

岸田文雄首相、バイデン米大統領、アルバニージー豪首相、モディ印首相が出席。インド太平洋地域でのインフラ整備などの経済協力、気候変動対策での連携も確認した。

日米などG7陣営と中露陣営の対立が深まる中、インドは「全方位外交」の方針を維持し、ロシアとは経済、軍事両面で関係が深い。対露制裁でもG7に同調していない。日米はクアッドを通じてインドとの関係を強化し、対露制裁の「抜け穴」をふさぎたい考えだ。

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