見頃迎えた〝目黒のサクラ〟 ライトアップで幻想的に

見頃を迎え、ライトアップされた目黒川沿いの桜を楽しむ人たち=25日午後、東京都目黒区
見頃を迎え、ライトアップされた目黒川沿いの桜を楽しむ人たち=25日午後、東京都目黒区

東京都内で桜が見頃を迎えた週末、目黒区の目黒川沿いでは、新型コロナウイルス禍でここ数年中止されていたライトアップが久しぶりに開催され、多くの人が押し寄せた。近くに住む男性は25日「見られてうれしい」と笑顔を見せた。

東京メトロ日比谷線中目黒駅近くでは、ピンク色に輝くぼんぼりが約1キロにわたり、目黒川の両岸からせり出した桜並木の枝を照らした。幻想的な雰囲気に包まれ、写真映えするスパークリングワインを片手に見物を楽しむ人も。

毎年見ているという会社員、辻本幸平さん(24)は「今年は人が多くて驚いた。でもやっぱりきれいだ」と語った。オーストラリアから知人を訪ねて来日したハリー・プライスさん(23)は「アメイジング。日本で桜が咲いているこの2週間は特別な時間だ」と話した。

気象庁によると、東京の桜は14日に開花し、平年より9日、昨年より5日早い22日に満開となった。

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