東北中央自動車道は29日、山形県内の東根北IC(インターチェンジ)と村山本飯田IC間が開通し、山形県新庄市と福島市が一本で結ばれた。新庄-米沢間で唯一の未接続区間が解消され、山形県北部の最上地域から首都圏までが高速道路でつながった。
午前11時から山形県村山市河島で行われた開通式記念式典には、吉村美栄子山形県知事や地元選出国会議員らが参加。地元村山市の志布隆夫市長は「明治34年に村山市楯岡に鉄道が通り、36年には新庄まで延びた。開通は、それ以来の大きな出来事だ。周辺の発展のため頑張りたい」と語った。
開通した東根北IC―村山本飯田IC間は無料区間。沿線自治体には工場の新増設などもあり、今回の開通で物流の効率化が見込まれる。また農産物の安定輸送、観光客の誘致など地域経済を後押しすることも期待されている。尾花沢市から山形県立中央病院(山形市)への救急搬送も時間短縮される。
東北中央道は、福島県相馬市から秋田県横手市までの総延長約268キロの高速道。開通により、新庄市から山形市までの所要時間は約10分短縮され、50分となる。





