「まるでオスカル様」の氷川きよし明治座公演ポスターに、思わず振り返ってしまった人も多かろう。記者も、「ベルサイユのばら」風の明治座公演ポスターの前で足を止め、写真まで撮って友人に送った一人。早速、6月3日に開幕したばかりの「氷川きよし特別公演」に行ってきた。
明治座全体がテーマパークに
「氷川きよし」の巨大なのぼりに迎えられ、東京・浜町の明治座に入館。するとロビー吹き抜けの照明がピンク色がかっていて、普段の明治座とは雰囲気が違う。さらに2階の喫茶コーナーが、氷川ことkiina監修の「CAFÉ de Kiina」に変貌していた(公演期間限定)。ピンクのハート形風船や自転車でかわいくデコレーションされている。氷川が「テーマパークを目指した」と話すだけあって、「スペシャル Kiina カレー♡」(1800円)などのメニューも含め、こだわりの空間なのだ。
開幕前にハレの観劇気分を盛り上げる仕掛けは、他にも。〝演歌界のプリンス〟と2ショット写真が撮れるスポットが、劇場のロビーに点在しており、その姿も素顔の爽やかなスーツ、今舞台のオスカル風…と幅広い。幕間の休憩時間は40分あるが、早めに行って撮影時間にあてたい。
オスカル風軍服姿でミラクルも
今公演は芝居とショーの2部構成。第1部の芝居が「ケイト・シモンの舞踏会~時間旅行でボンジュール~」(堤泰之作・演出)。氷川が、18世紀フランスにタイムスリップして大活躍する内容だ。
過去の氷川座長公演の芝居は、股旅物などの時代劇だったが、今回は初の現代劇。病身の母を支えるためコンビニ店員をしながら歌手を目指す子門慧音(しもん・けいと=氷川)が、革命前夜のフランスに紛れ込み、騎士やメイド、怪盗、王女、衛兵など計6役を演じ、方々で人助けをする物語だ。









