愛知、岐阜両県にまたがる旧国鉄中央線の廃線跡「愛岐トンネル群」が、27日から5月1日まで特別公開される。赤レンガ造りの明治期のトンネルが林の中に点在する秘境のような空間が楽しめ、2008年度から始まった特別公開には、21年度末までに計30万人が訪れた。
トンネル群は1900(明治33)年に開通し、複線化に伴い新ルートに替わり66年に廃線になった。8キロにわたってトンネル13基がそのまま残り、経済産業省の近代化産業遺産や国の登録有形文化財に指定された。
トンネル群の存在は長く忘れ去られていたが、愛知県春日井市のNPO法人「愛岐トンネル群保存再生委員会」の村上真善さん(70)らが2006年ごろ、「昔、中央線にれんがのトンネルがあった」という地元の古老の話を基に調査を始め、やぶの中に放置されたトンネル群を見つけ、散策路として整備してきた。
入場は午前9時半から午後2時まで。入場料は100円(小学生以下無料)。







