【ソウル=時吉達也】北朝鮮の朝鮮中央通信は18日、同国の国防科学院などが17日、西部地区で「戦術誘導弾」2発の発射試験を行い、日本海上の目標の島に命中させたと報じた。公開された発射時の写真から、ミサイルは2019年から20年にかけ発射実験などが行われた新型短距離弾道ミサイル「KN24」とみられる。
同通信は「生産、整備されている戦術誘導弾を選択的に検閲」する目的の試験だったとしており、実戦配備済みのミサイルの奇襲能力を確認する狙いがうかがわれる。金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党総書記の立ち合いは確認されていない。
KN24は14日に発射された新型短距離弾道ミサイル「KN23」と同様、弾道の高度が低く迎撃が難しいのが特徴。前回と同じく、北東部舞水端里(ムスダンリ)沖の無人島に命中したとみられる。北朝鮮は19年8月にも、KN24をこの島に着弾させた場面を公開している。
韓国軍は17日、北朝鮮が平壌の順安(スナン)国際空港付近から短距離弾道ミサイルと推定される飛翔(ひしょう)体2発を発射したと発表。北朝鮮によるミサイル発射は今年に入り4回目、前々回からは3日おきという異例のペースとなっていた。




