自動ドアに引き込まれたり、ぶつかったりする事故が子供や高齢者に相次いでいるとして、消費者安全調査委員会(消費者事故調)は25日、防止策をまとめた報告書を公表した。駆け込んだり斜めから入ったりしないよう呼び掛けた。
事故調によると、平成27~30年度までの4年間で、一般的な引き戸式の自動ドアの事故は516件。うち骨折が17件、裂傷が81件あった。死亡事故はなかった。
年齢別に事故類型を分析したところ、「引き込まれる」事故は9歳以下が61件と最多で、手を引き込まれるケースが多い。「ぶつかる」事故は高齢者に多く、戸先にぶつかって転倒し、骨折した事故は60代以上で11件あった。
報告書は、センサーが人を感知して作動するため、開閉のタイミングが通行者の予想と違うと事故につながると指摘している。



