【ニューデリー支局】25日に大地震が襲ったネパールの首都カトマンズでは、26日にかけて大型の余震が相次ぎ、住民らが身を寄せ合って眠れぬ夜を過ごした。世界最高峰のエベレストでは地震が雪崩を引き起こし、登山客ら18人が死亡する「エベレスト史上、最悪の惨事」(ロイター通信)に発展。雪崩からかろうじて逃れた登山家は「氷の壁が襲ってきた」などと口々に恐怖を語った。
「昨晩から今朝に少なくとも3回、大きな余震があった。目が覚めて自分が生きていると実感するたびに、喜びをかみしめた」
大地震から一夜明けた26日、カトマンズの住人はAP通信に声を震わせながら語った。
今回ほどの大規模地震は、ネパールでは約80年ぶりだ。住居の崩壊や余震を恐れた住民らは広場に集まり、夜を過ごした。
現地では26日の夜明けとともに救助隊が活動をはじめ、倒壊した建物のがれきを掘り起こして生存者を探している。多くの地域で電気が止まり、医療品や食糧が不足しているという。カトマンズの病院は、血や泥にまみれて運び込まれるけが人などでごった返した。
「氷の壁が襲ってきた」



