同州スタールイ・オスコルのアパートに身を寄せるソロキナさん(42)は、親露派の牙城だったドネツク州スラビャンスクの出身。「子供たちが爆音によって安全か危険かを判別できるほどになった」と戦闘の激しさを振り返った。6月に家族と車で逃れてきたが、道中では「ウクライナ軍と(過激民族主義組織)右派セクターが脱出を阻もうとした」と主張した。
同じスタールイ・オスコルで避難生活を送るポポワさん(37)は「ウクライナ軍はあらゆるインフラ(社会基盤)を破壊した。自国民に銃を向け、これだけの犠牲者を出しておいて、もはや『統一ウクライナ』などあり得ない」と憤る。
東部2州の親露派支配地域では26日の議会選が行われず、親露派は11月2日に首長や議会の独自選挙を強行する方針。ポポワさんらは親露派と連携して「在外投票」を計画しており、ベルゴロド州の当局者も協力している。こうした動きは、プーチン露政権の狙う東部の現状固定化につながりかねない。



