アメリカを読む

ポルノ女優が告白したトランプ氏との情事 全米興味津々だが支持率は…

 その理由の一つに、女性スキャンダル慣れがあるようだ。大統領選の直前に発覚した、05年のトランプ氏による「有名人なら女を思うままにできる」といった女性蔑視発言が与えたショックがあまりに大きかったため、「ダニエルズさんの話は多くの人にとって想定の範囲内だった」と分析する米メディアもある。

福音派の支持強固

 さらに、トランプ氏と、キリスト教福音派の蜜月関係も、影響しているとみられる。米国人の約25%を占めるとされる米国最大の宗教勢力で、CNNの出口調査では8割がトランプ氏に投票したと回答した。

 トランプ氏就任後も、保守派の連邦最高裁判事任命や、エルサレムへの在イスラエル大使館移転表明といった政策を全面的に支持。女性問題が取り沙汰されても、トランプ氏の重要な支持基盤であり続けている。

 ただ、福音派はキリスト教の伝統的な価値観を重んじ、過去には政治家の配偶者への裏切り行為を糾弾。1998年のビル・クリントン元大統領(71)とホワイトハウス元実習生、モニカ・ルインスキーさん(44)の「浮気」問題の際には、批判の急先鋒となった。

 こうした態度の違いについて、リベラル系メディアは「ポルノ女優の問題に騒がない福音派は、偽善者だ」(ニューヨーク・デーリー・ニューズ)と皮肉っている。

(ニューヨーク 上塚真由)

Google検索で「産経ニュース」を優先表示。ワンクリックで簡単登録

会員限定記事

会員サービス詳細

国際ランキング

  1. 韓国即席麺の輸出が過去最高 日本発祥も辛さが「新たな体験」 辛ラーメン発売から40年有料会員記事

  2. 在日イラン人ら大使館前で集会…デモ参加者の処刑に怒り「自由に声を上げられぬ友のため」有料会員記事

  3. 「核兵器保有の国が…持たぬ日本を新型軍国主義とは」小泉氏、中国に反論 アジア安保会議

  4. 米軍がイランに向かう船にミサイル攻撃 警告20回以上無視、戦闘終結交渉停滞で封鎖継続

  5. 肝いり建国コンサート辞退続々 トランプ大統領「三流アーティストは必要ない」と怒り

  6. 「虚偽の主張」「不透明な軍備増強」小泉防衛相が中国非難 アジア安保会議で演説

  7. 米、エヌビディアやAMDなどの先端半導体の輸出規制を強化 中国系の海外拠点も

  8. ニューヨークでイスラエル連帯示すパレード パレスチナ支持のマムダニ市長は異例の欠席

  9. 米国製装備の購入巡りゼレンスキー氏が日本に謝意 22億円「多大な支援に深く感謝する」

  10. シャングリラ対話とインド太平洋における信頼構築 駐日英国大使館ノーゲート国防武官寄稿有料会員記事