入門・日米戦争どっちが悪い(5)

日本を追い込んだルーズベルト 背景に人種偏見とソ連のスパイ

米大統領フランクリン・ルーズベルトは、1939年9月に欧州で始まった第二次世界大戦でドイツに追い詰められていた英国を助けるためにも、参戦したいと考えていました。しかし米国民の圧倒的多数は第一次大戦に懲りて戦争を望んでおらず、ルーズベルトは1940年11月に3選を果たした際に「あなた方の子供はいかなる外国の戦争にも送られることはない」と、戦争しないことを公約にしていました。

選挙公約に反して戦争たくらむ

参戦するにはよほどの口実が必要です。米軍はドイツの潜水艦を挑発して、ドイツ側から攻撃させようとしましたがドイツは引っ掛かりませんでした。そのためルーズベルトは、ドイツ、イタリアと三国同盟を結んだわが国を挑発するという「裏口」からの参戦をたくらんだのです。

12月、米国議会は中国国民政府への1億ドルの借款供与案を可決。ルーズベルトは「われわれは民主主義の兵器廠とならなければならない」との談話を発表しました。翌1941年3月には、大統領の権限で他国に武器や軍需品を売却、譲渡、貸与することができる武器貸与法を成立させました。これによって英国や中国国民政府、ソ連に軍事援助を行いました。「戦争しない」と言って選挙に勝った、わずか半年後のことです。

Google検索で「産経ニュース」を優先表示。ワンクリックで簡単登録

会員限定記事

会員限定記事一覧

政治ランキング

  1. 自民・麻生太郎副総裁「日本は間違いなく明るくなった」 発足1年の高市政権を評価

  2. 観光予算、インバウンド偏重に懸念 星野リゾート代表「国内に回して」 日本人重視を訴え

  3. ゴルフ会費用で新たに80万円を負担、福岡県議会の金銭授受疑惑

  4. 綱領改定案でマルクス解釈修正も不破氏批判は避ける 共産・志位和夫議長「敬意と感謝」

  5. 高市首相の「家庭教師」、みらい安野党首が自民本部を訪問 国会でDX推進の必要性訴え

  6. 民主改革、中道合流後の交付金で総支部長支援へ 階氏「批判は甘んじて受けざるを得ない」

  7. 高市首相「応援してたわよ、よかったわね」横浜・原沢市長と初面会 花博で連携確認

  8. 中国、9月の日本向けレアアース磁石輸出は171トンの低水準に 米国は前年比4割増

  9. ICC赤根所長が謝意「国際司法の平和への役割認めた」 サハロフ賞授与で声明

  10. 衆院定数削減、「現状のままだと審議止まる」 自民の折衷案提示 消費税減税への波及懸念有料会員記事